物理威力+10%と敵のしゅび力-20%、どっちがいいの?【ドラクエタクト】
ついに11月23日から闘技場がオープンしましたね! どのようなパーティで挑もうか試行錯誤されている方が大半だと思います。
そこで今回は、似たような効果を持つリーダー特性『物理威力+10%』と『敵のしゅび力-20%』の2つを比較しながら、リーダー特性について考察していきます。
参考になれば幸いです。
目次
ドラクエタクトのダメージ計算式
まずは、ドラクエタクトにおける物理ダメージがどのように算出されているかについてです。
従来のドラクエシリーズの物理の基本ダメージ計算式として下記の式が用いられていることが多いです。
(こうげき力/2)-(しゅび力/4)=ダメージ基礎値
こちらで算出したダメージ基礎値を基準にダメージが変動するようになっていますが、ドラクエタクトでは、上記のダメージ基礎値の値がそのまま使用されています。
※小数点以下切り捨て
固定のダメージとなっているので、運要素は少なくなっているといえます。
具体的な例を交えると、こうげき力が300のキャラクターがしゅび力200のキャラクターに攻撃をした場合、
(300/2)-(200/4)
=150-50
=100
となり、100ダメージを与えることになります。
物理威力+10%と敵のしゅび力-20%、どっち良い?
さて、ドラクエタクトにおけるダメージの計算方法が分かったところで、続いて“物理威力10%アップ”のリーダー特性と“敵のしゅび力20%ダウン”のリーダー特性、どちらが優れているかについてです。
割合だけを見ると、20%しゅび力を下げるリーダー特性のほうが一見優れているように感じますが、先ほどのダメージ基礎値の算出方法を考慮すると、どちらが優れているかは、“攻撃をする側のこうげき力”と“攻撃を受ける側のしゅび力”の大小関係で決まり、どちらのほうが優れているかは、下記のように分類されます。
攻撃をする側のこうげき力≧こうげきを受ける側のしゅび力→物理威力+10%
攻撃をする側のこうげき力≦こうげきを受ける側のしゅび力→敵のしゅび力-20%
※同値の場合はどちらでもダメージは変わりません
なので、超ざっくりいうと、アリーナやゴッドライダー、キラーマシンなど、こうげき力が高いキャラがたくさんいるのであれば、“物理威力+10%”のほうが効果を発揮する可能性が高くなります。
一方で、相手のキャラにおにこんぼうやスライムエンペラーなど、しゅび力の高いモンスターがたくさんいる場合は、“敵のしゅび力-20%”のほうが効果を発揮する可能性が高くなります。
めちゃくちゃざっくりいうとね。
【補足】
物理威力+10%のリーダー特性を持つキャラ:祭魔ジュリアンテ、テンタクルス
敵のしゅび力-20%のリーダー特性を持つキャラ:竜王、ゴッドライダー
もっとじっくり知りたい方へ
これまでで、どっちのリーダースキルのほうが優れているか、ざっくりと説明しましたが、もう少し考察してみます。
リーダーの耐久力について
まずは、自身のリーダーの耐久力についてです。
リーダー特性は、そのリーダーとなるキャラが生き残っていないとその特性を発揮できません。なので、耐久力があるキャラクターのほうが好ましいです。
細かなステータスはいったん無視しておいて、レベル80のキャラとレベル100のキャラでリーダーに迷っている場合は、レベル100のキャラのほうが好ましいでしょう。
同様の理由で、無凸のキャラと完凸のキャラで迷っている場合は、完凸のキャラのほうが好ましいでしょう。
他に考慮する材料としては、敵のキャラが持っている特技の属性です。祭魔ジュリアンテとテンタクルスはバギ・ディン、竜王はギラ・ヒャド、ゴッドライダーはメラ・ドルマが弱点なので、相手のパーティ編成を見て、生かしやすいキャラをリーダーにしましょう。
リーダー特性の及ぶ範囲について
リーダー特性は“ターンの開始時”に”自分を中心とする5×5マス”にしか効果が及びません。ヘルクラッシャーをリーダーにしたのに、敵が毒無効のままで、「なぜ???」という経験をされた方も多いのではないでしょうか?
敵のしゅび力を下げたり、敵の耐性を下げたりなど、“リーダー特性の効果の及ぶ対象が敵である”場合、ターンの開始時に敵にある程度近づいている必要があります。そのため、クエストや闘技場の開始ターン(1ターン目)では、リーダー特性の恩恵が受けられない場合がほとんどです。
一方で、“リーダー特性の効果が及ぶ対象が自チームである場合”は、他の仲間はともかく、自身は必ずリーダー特性の恩恵が受けられます。
このような点も考慮してみると、どのリーダーのほうが好ましいかが見えてくるかもしれません。
余談ですが、いどう4のれんごくちょうは敵のメラ耐性を下げるものなので、一気に近づいてしゃくねつを使っても、リーダー特性が生かしきれないケースが多いんですよね……。自身の耐久力はもろいほうなので近づくと危険ですし……ぐぬぬ。
と、こんな感じで、2つのリーダー特性をもとにリーダー特性の考え方などを紹介しましたので、ぜひ参考にしてみてください~。
実際のダメージ検証
ここからはおまけというか、実際の検証なので、お時間ある方だけで!
【リーダー特性なし】
キラーマシンのこうげき力が431、じごくのつかいのしゅび力が138で181ダメージ。ダメージ計算式に当てはめると、
(431/2)-(138/4)
=215.5-34.5
=181
完全に一致してますね!
【敵のしゅび力-20%時】
こちらでは、キラーマシンのこうげき力が431、じごくのつかいのしゅび力が110で188ダメージ。ダメージ計算式に当てはめると、
(431/2)-(110/4)
=215.5-27.5
=188
こちらも一致してます!
【物理威力+10%時】
こちらでは、キラーマシンのこうげき力が431でステータス自体に直接変化があるわけではないようです。じごくのつかいのしゅび力は変わらず110で199ダメージ。
ダメージ計算式に当てはめると、
(431/2)-(138/4)
=215.5-34.5
=181
もとのダメージが181だったので、181×1.1=199.1。小数点以下は切り捨てのようです。
最後までご覧いただきありがとうございました!