UT杯参加してきました!
こんにちは。
本日、東京大学テトリス研究会主催の第1回UT杯に参加してきました。
午前中にはぷよぷよ部門も開催されていましたが、午後のテトリス部門の部から参加。
受付時間のぎりぎりについたくせに学内を少し散策していたらとあるものが目に。
世界を救うおでん!?!?
というか今写真じっくり見ていて気が付いたけど、“救う”の右側にある絵がJミノとLミノに見えますね。なんか縁を感じます。
そんなこんなでなんとか会場にたどり着き、トーナメント表作成のための40LINE(ぷよテトPS4)に挑み、50秒ほどで完走。確かともくん選手、HBM選手に続いて3位だったはずです。
本選では、20を超える種類のテトリスからランダムに選ばれた種目で対戦するというもので初めて見るテトリスばかりでした。
今回、自分は3回戦で破れてしまったので、2種類のテトリスで対戦しました(1回戦はなし)。
ファミリスとギガテトリスという種目だったはずですが、ぷよぷよテトリスと大きく異なり、慣れる前に終わってしまいました……。
結果はこんな感じでした!
その後はNESテトリスで突発的な大会?が開催されせっかくなので参加してみました。
ベスト4で決勝トーナメントに勝ち上がりでしたが、6位の結果に。
初めてNESテトリス触りましたが非常に楽しかったですね! ファミコンとコンバーターとソフトがあればできるのかな? たぶん。
会場の後ろにはなぞぷよ、なぞテトがあったりと細部にまでこだわっていたように思います! 参加できて非常に有意義でした。運営スタッフの皆さんお疲れさまでした!
テトリス40ラインで1分を切りたい!~実践編~
前回の記事の続きとなります。
遅くなってしまってすみません……。
今回は、図も用いてどのように受けが広い形を作っていくかご紹介します。
■テトリミノの特徴について
本題に入る前に少し脱線しますが、テトリミノの特徴について触れてみます。全部で7種類あります。
(1)Iミノ
テトリスできるやつ。深い穴作っちゃったときのリカバリーに使える。だけど変なところに立てちゃうと、フィールドが崩れる原因にもなりやすいので注意。
対戦時にはホールドできてるとなんか安心するやつ。
(2)Tミノ
T-spinできるやつ。最初は「T-spinって何?」って感じだけど、火力にもなるし意外といいやつ。T-spinできるようになるとテトリスを楽しいと感じ始める人が多い気がする。
上級者はこいつをよくホールドしていて連撃してくることがよくある。
(3)Sミノ、Zミノ
左右対称なのでまとめて。おそらく、一番最初に回転入れに挑戦するミノ。
1段の段差があるとついつい立てて重ねておいてしまって地形がひどくなっちゃうやつ。できるだけ寝かせたい。
(4)Lミノ、Jミノ
こちらも左右対称なのでまとめて。回転させると、2段の深さの穴を埋められるので、凸凹を埋めるときに役に立つことが多い。凸凹を解消するとき以外は寝かせると良いことが多い。
(5)Oミノ
田とか言われることも。2マス以上たいらになっていないときれいに置けないので意外と最初は置き場所に困ることもしばしば。
秒速500回転以上でOミノが変形するO-spinなんていうネタも存在するらしい。
と、簡単に特徴というか個人的に感じていること書いてみました。
■受けが広い形を作るにはどう積めばいい?
おそらく、多くの方が一番気になっている点がここだと思います。
繰り返しになりますが、“受けが広い形”とはどんなミノも置くことができる形です。
そのためには、“ミノをできるだけ寝かせ高低差が少なくなるようにミノを配置する”ことが非常に大切です。
一方で、高低差を埋めるためにはミノを立てて配置しても大丈夫です。
ミノを寝かせるとは、ミノが出現したときから回転させない状態のことです。
こちらが寝かせている状態です。
出現時から90°回転させたこちらが立てている状態です。
なぜ寝かせると良いのかというと、フィールドに高低差が生じにくく、それゆえに特定のミノしか置けないという状況が出来にくいからです。
裏を返すと、高低差を埋めるためであればミノを立てても良いということになります。
例えば、次のようなフィールドで今動かせるミノがSミノだったとしましょう(ホールドやネクストはいったん無視してください)。
この状況の時、ミノを置くパターンについて考えてみましょう。
1つ目がこちら。
2つ目がこれ。
3つ目がこんな感じ。
どの積み方が1番“受けが広い形”になっているでしょうか?
それは、1つ目の積み方です。
1つ目の積み方の場合、次にどのミノが来ても対処しやすく、立ててミノを置く必要があるミノはIミノだけです。
2つ目の置き方の場合、Iミノこそ寝かせておくことができる一方で、この状態で、再度Sミノが来てしまうと、下記のどちらかのように置く必要が出てきてしまいます。
こうなってしまうと、大きな高低差が生じ、だんだんと受けが狭いフィールドへと変化してしまうことが多いです。
そして3つ目の置き方は1つ目、2つ目と比較すると最悪な置き方となっています。
それは、隙間なく積んでいく場合、1列目(左から1、2、3、…、10列目とよんでみます)にはIミノしか入らなくなってしまうからです。
また、この状況で、Zミノが来た場合、下記のように置くことが真っ先に思い浮かぶと思います。
こうなってしまうと9列目(右から2列目)にはIミノしか置くことができなくなってしまいます。
もしもIミノがたまたホールドしてあって、ネクストにも見えていた……といった状況ならまだしのげるかもしれませんが、前回の記事でも触れた通り、7種1巡と呼ばれるように、7種類のテトリミノが等しく出現しますから、特定のミノを多く必要とするフィールドを作ってしまうことは好ましくありません。
また、Iミノはテトリス(4LINE消し)するために取っておきたいので、できればライン消去時以外にはあまり使いたいミノではありません。
1つのパターンを紹介しましたが、さきほど“高低差を埋めるためにはミノを立てても大丈夫”と書きましたが、それは下記のような状況です。
このような地形でSミノが来た場合は、ミノを立ててこのように置くとよいです。
下図のように置いてしまうと余計に高低差が生じ苦しい地形になってしまいます。
少し長くなりましたが、簡潔にまとめると、
・ミノをなるべく寝かせることで高低差を作らない
・高低差を埋めるためにはミノを立てても良い
ということが大事になります(これだけでかなり変わります!)。
と、いいつつも、どうすればきれいに高低差のないフィールドが作れるかが難しいところだと思うので、以下、何パターンか他のシチュエーションについてもどう置くことが好ましいか解説していきます。
(1)パターン1 LS、JZスタート
Lミノ、Sミノが続けてくると、下記のように置く場合を見かけます。
これは、ミノを寝かせておいているし、一見問題の無いように思えますが、“高低差をなくす”という観点からは好ましくありません。
(高低差が3段分になってしまう)
よって、L、Sミノが来た場合は下記のように置くと地形が崩れにくくベターです。
(これは右端1列を開けて置くことを前提とした場合。左側1列を開ける場合はL、Sミノを1列ずつ右側につめてOKです)
それからはこんな感じに積み込むといいですね。
同様にJZスタートの場合はこう置いてから始めます。
(2)Iミノスタート
Iミノスタートの場合は寝かせて、SミノやZミノが隣接して置けるように置きます。
Sミノが先に来ていたらこんな感じ。
一方、Zミノが先に来ていたらこんな感じ。
あとは、高低差を作らないように、こんな感じに積んでいきます。
(3)Tミノスタートの場合
Tミノは結構癖が強いミノなのですが、Tミノの隣にSミノ、もしくはZミノを寝かせておけるときれいな地形になりやすいです。
一方で、Sミノ、ZミノはTミノに立てかけておくこともできるのですが、立てておいてしまうと組みづらくなることが多いです。
例えば、TミノにSミノを立てかけて、Lミノも立てかけてしまうと……。
このように3段以上の高低差ができてしまい、スムーズに置けない、もしくは、どう積むのがいいのか考えてしまうことが増えてしまいます。
Tミノがスタートの時は、隣接してSミノもしくはZミノを寝かせておく(両方置いても可)ことが理想です。
こんな感じで積めると今後積みやすい形となります。
パターンが少なくて恐縮ですが、今回ご紹介したことを意識するだけでだいぶスムーズに積めるようになるはずです。
また、今回紹介したような形を“あえて作りにいく”と時間がかかってしまうので、繰り返しにはなりますが、大切なことは
・ミノをなるべく寝かせることで高低差を作らない
・高低差を埋めるためにはミノを立てても良い
ということになります。
うまくまとめきれていないような気もするので、聞きたいことがあれば個別にご質問いただければと思います!
最後までご覧いただきありがとうございました!
テトリス40ラインで1分を切りたい!~考え方編~
こんにちは!
もともと書きたかった内容がテトリスについてなので、いきなりマニアックな内容になっておりますが、ご了承ください笑
一番最初に書く内容はテトリスで40ライン1分切るためにどうすればいいのか(テトリスで速度を上げるためにはどうすればいいのか)、についてです。
今回は基本的な考え方について、次回は図も用いて実践的な部分について触れていく予定です。
私も始めたての頃はうまくテトリスができず、試行錯誤したので、本情報が役立てば幸いです。
■速度を上げる方法は2つ
テトリスをする上で速度をあげるための方法は大きく分けて2つあります。
1つ目は“操作性を向上させる”こと。2つ目は“考える時間を減らす”こと。それぞれについて簡単に説明します。
(1)操作性を向上させるには
初心者の方と上級者の方が同じテトリミノ(テトリスブロック)を同じところに置くにしても、操作の方法が違うことがあります。
詳しくは触れないですが、“最適化”ともよばれる技術でボタンを押す回数が減ったり、ミスが減ったりと、完璧に習得ができれば操作性は格段に向上します。
ほかには、ライン消去をしているときから次のミノの動かすためのボタンを押しておくなど、細かな部分が多いですが操作性を向上させるためのポイントはたくさんあります。
(2)考える時間を減らすには
今回焦点を当てていきたい部分はここです!
テトリスにおいて速度を上げるためには、操作性向上も大切ですが、考える時間を減らすことがとても重要です!
通常、テトリミノを積んでいく際、実際に行うこととしては、
①どこに置くのかを考える
②実際にテトリミノを置きたい位置まで動かして置く
の繰り返しになりますが、40ラインで1分を切れない段階では、①の部分にかなり時間がかかってしまっていることが多いです。ある程度やりこむことでだんだんと考える時間は短くなりますが、それでも長考してしまう場面ってあるんですよね。
それが特定のミノ1種類しか置くことができない状況になってしまったとき。
例えば、下記のような、3列目の穴を埋めるためにはIミノしか置けないような形を作ってしまうと、Iミノが来ない場合に、ほかのミノをどう置こうか……となってしまったことはありませんか?
そして、こうした状況では、“穴を作らないこと”を優先してしまうことも多く、さらにひどい状況になっていることもしばしば……。
テトリスには7種のテトリミノがありますが、1部のテトリスを除き、7種類が等しく出現するようになっています(7種1巡なんて呼ばれます)。
そのため、特定のミノに頼った地形にしてしまうと、積みにくいフィールドになり、考える時間がかかってしまうわけです。どちらかというと、「考える」よりも「迷う」といったほうが適切かもしれません。
だからこそ、どんなミノでも柔軟にさばける受けの広いフィールドを維持することができれば考える(迷う)時間が無くなり、スムーズにテトリミノを積んでいけるということになります。
今回は、ざっくりと速度を上げるための考え方の部分をお話ししました。
次回、受けが広いフィールドを作るためにはどのように積んでいけばいいのか、どういうことを考えながら積んでいけばいいのかといった部分にさらに踏み込んでいく予定です。
続きの記事はこちら。
ブログ始めました
皆さんこんにちは。
ちょっと思い立ってブログをはじめてみることにしましたので、よければご覧ください。
更新頻度も内容も未定ですが、頑張っていきたいと思います!
暖かい目で見守っていただけると幸いです。
どうぞよろしくお願いします。
追記 2019年11月19日
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