テトリス必須テクニック⁉ 「欄干」のオススメポイント
今回はテトリスの技術のひとつである『 欄干(らんかん)』についてご紹介します。
なかなか使い勝手がいいのでぜひ活用してみてください。
欄干ってどんな形?
欄干のメリットを紹介する前に、まずは欄干がどのような地形なのかを紹介します。
こんな形。
穴の真上をJミノ、もしくは、Lミノで塞ぎT-spinを作るドネイトの一種で、画像上のようなT-spin single(以下TSS)、もしくは画像下のようなT-spin double(以下TSD)をする事が可能で、T-spinを打った後に下穴に繋がる形です。
次のような地形になったとき、
このようにOミノなどで普通に屋根を付けてTSDをするシーンも多く見かけますが、
このように、穴の真上にJミノを置き、屋根を作ることで欄干の地形が組めます。
イメージとしては、もともとT-spinを作ろうとしていたところからずれてT-spinを作っている、といったところでしょうか。
欄干の強いところ
欄干の地形も簡単に紹介したので、次に欄干の強いところ(メリット)を紹介します。
1.火力を送りながら地形を意図的に高くできる
欄干でTSSを打つ場合、普通にTSDを打つ場合と比較して、地形を高く維持できます。
先ほど紹介した地形でTSDを打つと、残りの穴は2ライン分ですが、
TSSを打った場合は、4ライン分残ります。
相手から火力を受けて地形が高くなるとピンチですが、自ら意図的に地形を高くする場合は、火力を貯められることに繋がるので非常に強いです。
まとめた火力を一気に送る(まとめ打ち)ことで、勝敗が決することも多いので、意図的に地形を高くして火力を貯められるのは有用的です。
今回のケースだと、TSSの直後にテトリスができるので、BTBを考えずに単純に火力だけを計算すると、
TSD・・・4ライン
TSS+テトリス・・・2+4=6ライン
となり、送れる火力に差がついてきます(実際にはBTBが付く場合があるので、多少変動します)。
ただし、注意点としては、地形を高くしすぎて攻撃をくらって窒息する……というシーンも多いので、それは避けてください……。
特にテトリス99で大人数が生き残っている場合やマージンタイムに入ってる場合、テトリスvsぷよぷよでマージンタイムに入ってる場合は一気に火力を受けやすいのでご注意ください。
2.TSD,TSSの選択肢が持てる
相手が火力が送られてきたらTSDで相殺、火力が送られてこないのであれば、TSSで地形を高く維持しつつ火力を送る、といった選択肢が持てます。
これは私の持論ですが、対戦テトリスでは、選択肢が多いほうが優位に立ちまわりやすいです。
具体的には、TSDを即打てば勝てるのか、TSS+テトリスで勝てるのか、あるいは、相殺をTSSとTSDどちらで当てるのか、など。まぁ、あまり難しいことは考えずに、TSSとTSDどっちも打てるから強いよね、くらいに思ってもらえれば。
3.立ち回りによっては穴バラを回避できる
これは、中級者・上級者向けのテクニックですが、相手の2ライン消しや3ライン消しに合わせてTSSを送ることで、穴バラ(バラバラにきて掘りにくい下穴)を回避できます。穴バラを回避しつつ火力を保持できたら強いね。
対戦テトリスでは必ずといっていいほど、堀りをする機会がありますから、穴バラを回避して楽に掘れたら勝てる確率も上がるかも⁉
4.BTBを付けられる
当たり前っちゃ当たり前なんですがTSS or TSDが打てるのでBTB(Back to Back)が付きます。
1ライン多く送れることで、恩恵を受ける場面はなんだかんだ多いです。
あと、BTB付きのTSSは、1ライン消去で相手に3ライン送れるので、非常に効率がいいです。
まとめ
欄干組める地形で、欄干を組むことで地形が崩れるのでなければ、TSDの代わりに欄干を組んでみよう!